DATA STRAPで広告運用の面倒な作業をゼロに

アドテク新人が知っておきたい★注目の業界プレイヤー

Photo by channelship

ゴールデンウィークが終わりましたね。

皆さん有意義にお休みを取られたでしょうか?

弊社では、ゴールデンウィーク直前に新入社員の配属があり、新たに5名がadingoメンバーに加わりました。これからの活躍が楽しみです。

アドテク業界各社でも、新たなスタートを切った皆さんは、改めてがんばるぞ!と気合が入っているところではないかと思います。

そんなアドテク業界新人の皆さんへ向け、今回は業界で注目しておきたいプレイヤーについて、まとめてみたいと思います。

業界相関図の整理などに役立てていただければ幸いです。

「アドテク」とは?

「アドテク」と略して呼ばれることが多いですが、正式には「アドテクノロジー」です。

アドテクノロジーとは:

インターネット広告に関連したシステムの総括

広告主とメディア、そして2者間の広告配信に関連する様々なサービスを行うプレイヤー、これらを総括して「アドテク」業界と呼んでいます。

アドテクの進化はそもそも2つの課題を叶えるため

アドテク業界はものすごい早さで日々進化を遂げていますが、元々は以下の2つの課題の解決をすることが目標であり、そのための技術がどんどん広がってきました。

まずはここがスタートです。

【広告主】:Advertiser、出稿側、Demand-Side

課題:効率よく、かつ効果的な広告出稿をしたい。

【メディア】:Publisher、媒体側、Sell-Side

課題:自社メディアの価値を高め、広告による収益を上げたい。

広告主、メディアそれぞれの課題を叶えるプレイヤー

※今回はアドテクのプレイヤーの話をメインにするため、純広告、Ad Network、アフィリエイトなど、インターネット広告の基礎に関しては割愛します。

広告主が複数のメディアに広告配信できる方法として、またメディアにとっては営業コストをかけずに収益を得られる方法として、Ad Networkが大きく伸びました。

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そしてAd Networkの導入が進む中で、一部の広告主では、ネットワーク全体への出稿ではなく、効果の高い広告枠にだけ出稿したいという希望も出るようになりました。

またメディアの中にも、サイト全体という単位ではなく、各広告枠に応じて最適な広告を配信したいという希望が出てきました。

そこで登場したのがAd Exchangeです。

Ad Exchangeとは:

特定の広告枠に対し、入札方式でインプレッションを売買する方法です。

Ad Networkでは配信ネットワーク全体への入札になっていたため、対象が広告枠単位になっていることが大きく異なります。※主なプレイヤー:double click、right media、OpenX他

この「広告枠に対して」に変わったところが大きなポイントです。

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さてそんな中、上記にある広告主・メディア両者の課題に対して、その課題を解決しようとするプレイヤーが現れます。

大きく分けると2つのプレイヤーです。

いかに効率・効果のよい広告配信ができるか?を叶えるプレイヤー

広告主側の課題の最適化

・いかに収益性高く・メディアに合った広告を掲載できるか?を叶えるプレイヤー

メディア側の課題の最適化

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そして、この図に実際のプレイヤーを当てはめてみます。
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DSPとは:

Demand-Side Platform(デマンドサイトプラットフォーム)の略。

広告主のROIを最大化する仕組みです。

ROI最大化のため、様々なAd Network・Ad Exchangeと連携、入札インフラや分析レポート等機能はDSPによって様々です。

※主なプレイヤー:MarketOne、MicroAdBLADE、xrost、FreakOut他

SSPとは:

Sell-Side Platform(セルサイドプラットフォーム)。サプライサイドプラットフォームと呼ぶ場合もあり。

広告収益を最大化させる仕組みです。

メディアのimp価値を上げ、より収益性の高い広告を掲載できるよう様々なAd Network・Ad Exchangeと連携、配信システムや分析レポート等機能はSSPによって様々です。

※主なプレイヤー:Admeld、Fluct、MicroAdFannel、YIELD ONE他

さらなる進化、ポイントは「オーディエンスターゲティング」

これまでターゲティングの種類としては、

  • サイトターゲティング(サイトに合った広告を配信)
  • リターゲティング(過去に広告主のサイトを訪問したユーザーに広告を配信)

などがありましたが、今大きく注目されているのが、「オーディエンスターゲティング」です。

オーディエンスターゲティングとは:

インターネット上の行動データ(オンラインユーザーデータ)を元にした、個人を特定しない「人(オーディエンス)」に対する広告配信の手法です。

オーディエンスターゲティングの登場によって、各メディアの広告枠ごとに広告を出すというこれまでの概念から、各メディアを訪れる人ごとに広告を出すという流れに変わりました。

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このオーディエンスターゲティングのニーズが高まることにより、登場したプレイヤーが、Data Exchangeです。

Data Exchangeとは:

メディアや企業の持つデータを集め、分析整理して、売買し流通させます。

このデータ(=オーディエンスデータ)を使うことで、ユーザーの属性に応じた広告配信が可能になります。

※主なプレイヤー:Audience Sience、cosmi他

日本でData Exchangeを行う企業はまだ少ないですが、アメリカではかなりの数の企業がいるので、今後日本においても数が増えていくだろうと予想されます。

さて先ほどAd Exchangeにおいて、広告枠に対して入札を行うと述べましたが、オーディエンスデータを使うことによって、広告枠で出す広告をユーザー(ブラウザ)によって変えることができるようになりました。(=広告を出したいユーザーに対して広告を出すことが可能になりました。)

そして、生まれたのが、RTB(Real TimeBidding)という手法です。

ユーザーに対して広告を出す際に、そのユーザーに広告を出したい広告主たちがそれぞれ入札を行い、最高価格で入札した広告主の広告が表示されるというもの。

これをリアルタイムでやってしまうということです。

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RTBはプレイヤーではありませんが、DSP・Ad Exchange・SSP間において進められていく、今後も注目すべき手法としてチェックしておきたいものです。

以上長くなりましたが、大まかなプレイヤーの構成を理解していただけたでしょうか?

今回の内容は、あくまでも最近話題の多いプレイヤーをメインに紹介したものです。

アドテク業界の相関図として「カオスマップ(※)」が有名ですが、この内容を理解した上で見ると、幾分わかるかと思います。

また、同時にまだまだ多くのプレイヤーがいることもわかると思います。

今後もどんどん移り変わるであろうこの業界、どんな進化が見られるのか楽しみですね。

adingoでは今後もFacebookやTwitterを通して、業界のニュースやトピックスを発信していきます。

ぜひチェックしてみてくださいね!

※カオスマップ※

2011年10月更新のものが現在アップされていないようなので、
2011年3月更新のものになります。

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この記事を書いた人

fluct magazine 編集部

fluct magazine 編集部

日本No.1 SSP「fluct」の運用で培った業界知識やノウハウを記事にして発信してまいります。

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