Rubicon Project、ファーストプライスオークションも可能に…ほか|2017年12月9日~12月15日 パブリッシャー向けピックアップニュース
2017.12.18
fluct magazine 編集部

先週のニュースの中から、パブリッシャーの方に有益だと判断したニュースを編集部でピックアップし、要点をまとめました。スキマ時間にチェックしてみてください!
Rubicon Project、ファーストプライスオークションも可能に
- Rubicon Projectは、2018年1月より、エクスチェンジ上のすべての入札取引においてファーストプライスベースのオークションも可能になることを発表
- 落札者は、セラーのヘッダーにおける最終オークションにファーストプライス入札を行うか、EMR(Estimate Market Rate)という無料オプション機能を利用するかを選択できる
- 全てのウォーターフォール取引については、セカンドプライスオークションを引き続き使用する予定とのこと
プラットフォーム・ワン、メディア運営社向けに「Ad Verification Reporting Service」の提供を開始
- 株式会社プラットフォーム・ワンは、メディア運営社に対して「Ad Verification Reporting Service」の提供を開始した
- バイヤーから媒体社の広告枠、広告在庫が Ad Verificationの視点でどう評価されるかを示したレポートを提供する
- 計測ツールを提供するベンダー5 社と連携し、各種項目のレポーティング、分析、改善提案を行うとしている
読売新聞、コンテンツマーケティング事業に参入 「YOMIURI BRAND STUDIO」設立
- 読売新聞は、企業のコンテンツマーケティングを支援するため、新たに「YOMIURI BRAND STUDIO」を設立し、2018年1月からサービスを開始する
- 新聞広告の制作のほか、動画を含めたデジタル広告の制作、広告主のオウンドメディア制作など、企業や自治体向けに幅広くサービスを提供していく
- 今後は、プロジェクションマッピングやAR、VRなどを活用した体験型コンテンツを開発し、イベントプロデュース分野のサービスも充実させていく狙い
電通と日本マイクロソフト、日本初「人工知能型OOH広告」の提供を開始
- 株式会社電通と日本マイクロソフト株式会社は、OOH広告では国内初となる「リアルタイムオーディエンス分析・効果測定」と「視線検知によるインタラクティブ機能の実装」を実現した人工知能型 OOH広告ソリューションの提供を開始した
- これまで取得できなかったオーディエンスデータの可視化や、オーディエンスがOOH広告のどこを見ているのかに応じたコンテンツの出し分けを、AIを使うことで可能にしている
- 2018年6月末までに国内5社のOOH広告での採用を目指すとしている
楽天、携帯キャリア事業に新規参入
- 楽天は、12月14日の取締役会において、携帯キャリアへの新規事業参入を決定した
- 総務省から申請が受理された場合、楽天は移動体通信事業(MNO市場)を新たに開始することになる
- 「楽天市場」の取扱高を6割超を占めているモバイル端末経由が増加傾向にあることを受け、今後のサービス拡充および新規展開を考える上でモバイル端末はユーザーとの重要なタッチポイントであるととし、今回の取り組みに至ったとのこと