メディエーションツール内の収益向上アダプタ『Bid Lift』/SDKエンジニアによる導入・設定解説編(AdMob)

アプリソリューション本部コンサルタントのはなしーこと花島です!
fluctではAdMob/MoPubを利用しているアプリ運営事業者のみなさんへメディエーションのパフォーマンス向上が期待できるアダプター「Bid Lift」をリリースいたしました。
今回は「Bid Lift」のAdMobでの実装と設定方法について解説します!

「Bid Lift」のポイント

・従来のウォーターフォールにリアルタイムオークションを取り入れられる

・AdMob・Mopubのパフォーマンス向上が可能

・コード1行でSDK追加

・1SDKで国内最大級のデマンド数のRTB配信を実現
詳しくはこちらの記事をご覧ください!

AdMob(iOS)の場合

※さらに詳しくはFluctSDKのドキュメントをご覧ください!

インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

AdMobへの導入編です!ここから先はすでにAdMobが実装されていることが前提です。お済みでない場合、AdMobのドキュメント(iOS/Android)をご参照いただきSDKの導入と実装を行ってください!

小菅

iOSの場合は、CocoaPodsをお使いの場合はプロジェクトで以下のように入力してください。

そうすると必要な「FluctSDK」と「アダプタ」がプロジェクトに展開されます!必要な対応はこれだけです!

CocoaPodsを利用して導入する(推奨)

プロジェクトのPodfileを開き、アプリのターゲットに次の行を追加します
$ pod 'GoogleMobileAdsMediationFluct'

コマンドラインから次のコマンドを実行します
$ pod install --repo-update

さらに詳しくはSDKドキュメントをご確認ください。

小菅

手動の場合は必要なフレームワークとアダプタをダウンロードしてドラッグ&ドロップしてください!

AdMob(Android)の場合

  • 本記事では2020年7月14日現在の最新バージョンを利用しています。実際に利用する場合は最新のバージョンを確認してご利用ください
  • さらに詳しくはFluctSDKのドキュメントをご覧ください!
小菅

Androidの場合、リポジトリ、依存関係、パーミッションを追加してください!

するとFluctSDKとアダプタが展開されます!

リポジトリを追加します

FluctSDKのMavenリポジトリURLと、Google Maven Repositoryを追加してください。

repositories {
    google()
    maven { url 'https://voyagegroup.github.io/FluctSDK-Android/m2/repository' }
}
依存関係を追加を追加します

アプリにFluctSDKとGoogle Play Servicesを追加してください。

dependencies {
    implementation 'jp.fluct:FluctSDK:8.2.0'
    implementation 'jp.fluct.mediation.gma:gma-mediation:8.2.0'
    implementation 'jp.fluct.fluctsdk:fullscreen-ads:8.2.0'
}
パーミッションを追加します

AndroidManifest.xmlに下記パーミッションを追加してください。

<manifest ...>
    <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET"/>
    <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE"/>
</manifest>

アプリがAPI19未満をサポートする場合、上記に加え下記を記述してください。

<uses-permission android:name="android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE" android:maxSdkVersion="18"/>

Bid Lift設定-AdMob編

※さらに詳しくはFluctSDKのドキュメント(iOS / Android)をご覧ください!

インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

こすさん!これでもう配信できるのでしょうか?

小菅

もう少しです!iOS、AndroidともにAdMob内の設定が必要です。以下のようにカスタムイベントを設定してください。なお、この対応は「 Bid Lift 」の実装の前後どちらでも大丈夫です!

花島がAdMob内のメディエーショングループ>広告のソースにカスタムイベントを設定してみます。

インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

まずは iOS で Starter用カスタムイベントの設定をします。

次の値を入力します。

・ラベル
・eCPM($)

・Class Name

・Parameter

※入力する値についてはfluct担当者からご案内しますのでご連絡ください

iOS_Starterの設定
インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

続いてOptimizer用カスタムイベントの設定をします。

次の値を入力します。

・ラベル
・eCPM($)

・Class Name

・Parameter

※入力する値についてはfluct担当者からご案内しますのでご連絡ください

iOS_Optimaizerの設定
iOS_Optimaizerの設定
インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

Android で Starter用カスタムイベントの設定をします。

次の値を入力します。iOSとはClass Nameが異なりますのでご注意ください。

・ラベル
・eCPM($)

・Class Name

・Parameter

※入力する値についてはfluct担当者からご案内しますのでご連絡ください

Android_Starterの設定
Android_Starterの設定
インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

Android で Optimizer用カスタムイベントの設定をします。

次の値を入力します。こちらもiOSとはClass Nameが異なりますのでご注意ください。

・ラベル
・eCPM($)

・Class Name

・Parameter

※入力する値についてはfluct担当者からご案内しますのでご連絡ください

Android_Optimaizerの設定
Android_Optimaizerの設定
インタビュー担当 株式会社 fluct アプリソリューション本部 花島瑞希
花島

ドキュメントに詳しく書いてあるので迷わずできそうですね!

ご興味がございましたらお気軽にfluctまでお問い合わせください!

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